これから普及すると考えられる電池は、リチウムポリマー電池です。
リチウムポリマー電池は、”形がある程度自由になる”という特徴があります。携帯やモバイル系の製品は極限まで小さくしたいけれど,例えば乾電池を使用する場合,その大きさより絶対に小さくはできない制約があります。結果,その電池の形に,携帯などの製品の形も影響されることになる。技術的要素もだけど,デザインや商品企画面でも大きな“縛り”になってしまいます。
リチウムイオン電池も,その電池自体は“セル”と呼ばれる普通の電池のような形で出荷されて,それをメーカーが使用するので,その大きさや形(主に箱型・筒型・板型・ボタン型のセル)別の電池を製品に組み込んでいるのが通常です。
リチウムポリマー電池は、「極薄」の携帯どに使われていますが、中には,簡単に言うと,ゼリーみたいに形状を比較的自由に変えられるタイプのリチウムポリマー電解液というものが入っています。
これがさらに進化していくと,例えば腕時計型携帯電話の,バンドの部分に電池を入れたりすることもできるようになるかもしれません。
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